治療をしながら働くこと ~治療と仕事の両立徳島県徳島市のとくほ社会保険労務士事務所

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2025.5.15 治療をしながら働くこと ~治療と仕事の両立支援~ お知らせ コラム メンタルヘルス

治療と仕事の両立支援

メンタル疾患や循環器疾患、がんなど、長期間の治療が必要となる病気では、仕事を続けながら治療を行う場面が少なくありません。
また、病気や体調不良によって一時的に休職した後、職場に復帰するケースもあります。
高齢化社会の進展や定年年齢の引き上げにより、このように「働きながら治療を続ける」「職場に復帰する」ことの重要性は今後ますます高まっていくでしょう。

そもそも病気や体調不良とは?

私たちの社会には「健康=幸福」「病気=不幸/逸脱」という強い価値観が根づいています。
病気になるのは自己管理ができていないから、努力が足りないから、といった見方もよく耳にします。
社会人として、健康管理は仕事のうち、というのは確かに正論です。

でも、運動不足やストレスの蓄積、お酒やタバコの習慣、偏った食事など——そうした「健康に良くない」とされる行動の背景には、その人なりの事情があります。

「適度な運動をしましょう」「栄養に気をつけましょう」というのは、ある程度気持ちや時間、経済的に余裕があるから言えることなのです。

生活習慣に気をつけても、遺伝的な要因で疾患を抱えることもあります。
慢性的な症状や障がいを抱えながら暮らしている人もたくさんいます。

「最適な状態でない=幸福ではない」という思い込みは、誰かを必要以上に苦しめるものです。

徳島県徳島市のとくほ社会保険労務士事務所・入退社手続き・就業規則・社会保険の手続き・給与計算をサポートのイメージ

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病気はなにかの罰ではない

健康は日々の積み重ね、という一面があるのは確かですが、あくまで一面であり、病気は決して「罰」ではありません。
体調がイマイチなとき、自分を責めないこと。少し調子が良いときに、できる範囲で挑戦すること。それでいいと思っています。

私自身、こどものころから体が弱く、成人するまでに3回入院したことがあります。
十代・二十代の多くを体調不良で「棒に振った」と感じていました。
三十歳で社会保険労務士に合格した直後も体調を崩してしまって「無理は長くは続かない」ことを実感しました。

三十代の後半、結婚してからようやく自分のより良い仕事や生活のペースを掴めてきた気がします。
病気になったり体調を崩してうまくいかない時期があっても、それは決して「罰」ではありません。

自分自身が、病気や体調不良を抱えながら仕事をしてきたこと、逆に人事労務担当として治療をしながら働く従業員の対応をしてきたこと、両方の気持ちがわかるからこそ、仕事と治療の橋渡しをしたいと思います。

「両立支援促進員」

令和7年5月から徳島県産業保健総合支援センターの「両立支援促進員」として、中小企業の両立支援やメンタルヘルス促進の業務に携わらせていただくことになりました。

一人でも多くの人が「働けるかもしれない」と思えるように。
そして、その人を支える職場や周囲の人も「支えられるかもしれない」と思えるように。

これからも、取り組みを続けていきたいと思っています。

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とくほ社会保険労務士事務所では、企業向けのメンタルヘルス対策にも力を入れています。

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