事務所案内にも記載しましたが、私は2005年、まったくの初心者で小さな企業の給与計算、社会保険手続きを任されました。
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「困ったら社会保険事務所(当時)か、ハローワークに聞いてね」 が、前任者からの唯一の引き継ぎでした。前任の方も、本業は経理で成り行きで労務関係の業務をやっていたため、あまり正しい処理を知らなかったのだと思います。小さな会社だったので人事や労務が、そのくらいの重さで捉えられていたのです。
そのために、いざ自分一人で業務を始めてみても失敗ばかり…。給与明細の見方もろくに知らずに給与計算をしていたのだから、恐ろしいですね。でも、その頃の悔しい経験が、社会保険労務士合格に繋がりました。
明日からのコラムでは、当時の私のような人事労務初心者のために、自分の経験も交えながら基本的な業務の話も発信していこうと思います。失敗談も多くなりそうですが「誰でもはじめはこんなものだったのだ」と感じていただければ幸いです。